胸やけ

胸やけとは

胸やけ胸やけとは、胸・みぞおち・胃のあたりが「焼け付くように感じる・ムカムカする」状態です。
脂っこいものを食べ過ぎたりして、胸やけを感じたことのある方も少なくないかと思います。こういった場合にはあまり心配はなく、次第に軽快していきますが、中には消化器疾患を原因とする胸やけも存在します。
症状が続く場合には、一度当院までご相談ください。

早急な受診が必要な胸やけ

原因

原因となる疾患でもっとも多いのが、逆流性食道炎です。胃酸の逆流によって食道粘膜が炎症を起こし、胸やけ、胃の痛み、げっぷの多発、酸っぱいげっぷなどの症状を引き起こします。
消化の悪いものを食べたときなどに起こる、一時的な胸やけもあります。こちらは過度に心配する必要はありませんが、特に思い当たる原因がないのに胸やけが続くという場合には、他の消化器疾患の影響も考えられます。

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検査・診断

胃カメラ胸やけを主症状とする場合には、まず逆流性食道炎が疑われます。胃カメラ検査で食道・胃・十二指腸の粘膜を観察し、必要に応じて組織を採取し、病理検査にかけます。胃カメラ検査によって、炎症・潰瘍・がんなど幅広い消化器疾患の確定診断を行うことができます。
当院では、経鼻内視鏡と経口内視鏡をご用意しております。また、鎮静剤を用いて、苦痛なく胃カメラ検査を受けていただくことが可能です。

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治療

見つかった疾患、粘膜の状態に応じて、適切な治療を行っていきます。
逆流性食道炎の場合には、胃酸の分泌を抑える薬、消化管の機能を正常化させる薬、食道粘膜を保護する薬などを使った薬物療法と、食習慣の改善を行います。

胸やけでお悩みの方は当院へ

診療風景胸やけが生じたとき、市販薬で症状を和らげているという方が少なくありません。一方で、「市販薬で症状を抑えられるために受診が遅れた」というケースもあります。一時的な胸やけに対して応急処置的に使用する程度であれば問題ありませんが、たびたび胸やけが起こるという方、市販薬を手放せないという方、胸やけ以外にも症状があるという方は、一度当院にご相談ください。

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